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絶縁体のコンクリートに
導電性を持たせられる理由

コンクリートの中には、セメントと水が反応する過程で発生する、目に見えない非常に小さな空隙がたくさん含まれています。この空隙を細孔と呼びます。

その細孔は連続しており、まるで毛細血管のようにコンクリート内部に張り巡らされています。

コンクリートにカーボンブラックを混ぜると、その細孔の周囲にカーボンブラックが留まり、コンクリート内にカーボンブラックのネットワークが作られます。

電子が通る事が出来る性質を持つカーボンブラックのネットワークの中を通ることが出来るようになるため、コンクリートに電気を通す性質を持たせる事が出来ます。

カーボンブラック ネットワーク.png
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